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火葬後の分骨について

2022年03月03日

 こんにちは JA葬祭 JA兵庫六甲  やすらぎホール西神戸   三輪さつき会館です。

 

 3月に入ってもまだまだ寒い日が続きますが、三寒四温、もう春もすぐそこまで来ていると                    

 思われますのであと少しで過ごしやすい季節になると思います。

 

 近年、ご葬儀のスタイルが多様化しているのと同時に、納骨のスタイルも多様化してきたと

 いうことで、今回は火葬後の分骨についてお話しします

 

 

   分骨について

 分骨とは、故人の遺骨を2カ所以上に分けて埋葬、供養することをいいます。

 分骨を考えられる人は以下のような理由から分骨を考えるようです。                        

・お墓が遠方にあり、お墓参りがままならない                                                                             ・宗派の本山に遺骨を納めたい                                                               ・親族で遺骨を分けたい                                                  ・納骨する遺骨とは別に手元供養したい

 

分骨をする際には手続きは必要になりますが、改葬のようにお墓や遺骨をすべて移すわけではない

ため、手続きは比較的簡単です。ただし、遺骨の所有権は、基本的には「祭祀を主催する生存者」に

なります。それぞれの墓地・墓所に指名が提出されている形となるので、その所有権者の承諾を得な

い限り、分骨を勝手に行うことはできません。

 

 分骨の方法

分骨は大きく2つの方法に分けられます。       

①既にお墓に埋葬してある遺骨の一部を分骨する方法

お墓の管理者に分骨の意向を伝え「分骨証明書」を発行してもらい、その「分骨証明書」を

新たに埋葬する先の墓地管理者に提出します。                                              ※遺骨を移動す前には、僧侶に分骨するための法要を執り行ってもらい、その後に遺骨を取り出すようにします。

②火葬場で分骨を行う方法

火葬を行う際に、火葬場の管理者に分骨の旨を話し、[火葬証明書」(火葬のために必要な

[火葬許可書」とは別のものです)を発行してもらいます。

③残った遺骨の納骨先                                     

主な納骨先としては、お墓、散骨、樹木葬、合祀・合葬などがあります。近年では、手元供養や

海洋散骨、樹木葬など故人との関わり合い方が変化に合わせて分骨を希望される方が増えてきて

います。                                                                                                                                             

 

 

 

 

 

 

 

 

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